化粧水・入浴剤・ヘアカラーの3つについて、“どこで買う事が多いですか”と尋ねたところ、3つの商品すべてで「ドラッグストア」が圧倒的に多く、化粧水51.6%、入浴剤76.8%、ヘアカラー87.1%という結果になった。しかし、2番目・3番目に続いた回答には違いが出ており、入浴剤とヘアカラーでは「スーパーマーケット」、「ディスカウントストア」と続いたのに対し、化粧水は「ネット通販」、「百貨店」と続く。
化粧水・入浴剤・ヘアカラーの各購入状況について当てはまる販売チャネルを尋ねたところ、“商品のイメージと合っている販売チャネル”については、入浴剤とヘアカラーでは「ドラッグストア」が圧倒的に多く7割を超え、ほかのチャネルは2割に満たない結果となった。一方、化粧水では、「化粧品専門店」が最も高く45.0%、次いで「ドラッグストア」41.9%、「百貨店」34.8%と、ドラッグストア以外の項目にも回答が集まった。
また、“使い方を教えてくれそうな販売チャネル”、“新しい商品・銘柄を買う際に安心して買える販売チャネル”についても、入浴剤とヘアカラーでは「ドラッグストア」という回答が圧倒的だったが、化粧水では「化粧品専門店」が最も高く、次いで「百貨店」、「ドラッグストア」という順番となった。
カウンセリングやアドバイスが必要な化粧水は、入浴剤やヘアカラーに比べて「ドラッグストアには合っていない」とイメージされていることがうかがえる結果となった。
ドラッグストアへの不満17項目について、回答データの因子分析を行ったところ、(1)ドラッグストアへの総合的な幻滅感(店への不信感・店の評価が定まらない)、(2)「店作り」の貧弱さ、(3)店内雑然感−−の3つが、主要な軸(因子)としてあげられている。
また、ネガティブな側面からドラッグストアの今後の「改善・進化の方向性」を発見することを目的に、下記の3軸(因子)の空間で、ドラッグストアに対する「不満クラスター」を9つ抽出し、これをもとに、ドラッグストアへの不満として7つの態様が発見されたという。7つの態様を絶対不満量の大きい順に並べると、(1)(ドラッグストアに対する)全体的拒否、(2)MD過多不満(いろいろ取り扱いすぎ)、(3)品揃・売場リッチ感不満、(4)食品取扱不満、(5)売場にぎわい不満、(6)店内雑然感不満、(7)ドラッグストア低不満−−となった。それぞれに、今後どう対応していくかが、将来のドラッグストアの「業態改善・進化のテーマ」といえそうだとまとめている。
なお、今後、インターワイヤード、流通問題研究協会、マーケティングディレクションズの3社は、協働で「ドラッグストアの進化」についての市場調査・分析を行い、ドラッグストアに関わる企業の皆様に最適のドラッグストアチャネルのマーケティングソリューションを提供していく予定。
ドラッグストア流通に関心を持つメーカーや流通業と協働して「これからのドラッグストア経営を知り、ドラッグストアへの取り組みかたについて学び合いたい」と考えているとのこと。具体的には、ドラッグストアについての問題を出し合い、2000サンプルの消費者調査に落とし込んで答えを出すことを目指す「ドラッグストア VOICE2000(ドラッグストア流通研究会)」を発足し、ドラッグストアへの消費者インサイトを探求していく考え。
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